地盤で決まる許容鉛直支持力LRaの算定

■地盤で決まる長期許容支持力は次式によって算定する。短期は長期の2倍とする。なお、原地盤の支持力は無視する。

解説 LRa：長期許容支持力（KN） Ru：極限鉛直支持力（KN）

解説
LRa：長期許容支持力（KN）
Ru：極限鉛直支持力（KN）

■極限支持力Ruはスウェーデン式サウンディング試験の結果から、次式で算定する。

解説 αsw：補強材先端付近の地盤における補強材先端支持力係数 Dw：先端翼部径（mm） Ap：補強材先端部の断面積　Ap=πDw2/4 N'：補強材先端付近のN'の平均値。（補強材先端部から下方向へ1Dw、上方向へ1Dwの範囲のスウェーデン式サウンディング試験結果から求められる地盤の強度インデックスN'の平均値）。ただし、N'は表2-1、表2-2に示す範囲とし、N'をもとめる時の個々のN'値は、砂質土で1.5≦N'≦15とし、1.5くN'の時はN'=0、N'＞15の時はN'=15とする。粘性土地盤では1.0≦N'≦12.5とし、1.0＜N'の時はN'＝O、N'＞12.5の時はN'＝12.5とする。地盤の強度インデックスN' N'=2Wsw+0.067Nsw（砂質（礫質含む）地盤） N'=3Wsw+ 0.05Nsw（粘土質地盤）ここに、Wsw：スウェーデン式サウンディング試験における荷量（kN） Nsw：スウェーデン式サウンディング試験における貫入品。1m あたりの半回転数。

解説

αsw：補強材先端付近の地盤における補強材先端支持力係数
Dw：先端翼部径（mm）
Ap：補強材先端部の断面積　Ap=πDw2/4
N'：補強材先端付近のN'の平均値。（補強材先端部から下方向へ1Dw、上方向へ1Dwの範囲のスウェーデン式サウンディング試験結果から求められる地盤の強度インデックスN'の平均値）。ただし、N'は表2-1、表2-2に示す範囲とし、N'をもとめる時の個々のN'値は、砂質土で1.5≦N'≦15とし、1.5くN'の時はN'=0、N'＞15の時はN'=15とする。
粘性土地盤では1.0≦N'≦12.5とし、1.0＜N'の時はN'＝O、N'＞12.5の時はN'＝12.5とする。

地盤の強度インデックスN' N'=2Wsw+0.067Nsw（砂質（礫質含む）地盤）
N'=3Wsw+ 0.05Nsw（粘土質地盤）
ここに、Wsw：スウェーデン式サウンディング試験における荷量（kN）
Nsw：スウェーデン式サウンディング試験における貫入品。1m あたりの半回転数。